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白い巨塔と田宮二郎さん

若いときに見たテレビで妙に記憶に残っているものがある。

見たくて見たくて、放映を指折り数えて見たというのではない。

何とはなしにテレビをつけたときに出てきた画面に見入ってしまって、それがそのまま記憶に残ったというものである。

白い巨塔の撮影現場にお邪魔してといった感じの番組であった。なんでそれを見たかは全く記憶にない。

とにかく、撮影でベッドの上に田宮二郎さんと太地喜和子さんが並んでいたことを記憶している。

田宮さんのカッコよさと太地さんの色っぽさが記憶に残った。

また、この後、田宮二郎さんが自殺したので記憶に残ったのかもしれない。

余談だが、太地喜和子さんも畳の上で死んでいない。因縁と言えば言えなくもない。

さて、白い巨塔は1978年6月から翌年の1月まで放映されたようである。

ちなみに、1978年6月というと福岡が異常渇水となって1日5時間給水という苦しい日々となった。これが12月まで続いたようである。

一日のうち5時間しか水が出ない。残りの19時間は断水状態。

自分もこれほどではないが、のちに渇水を経験した。とにかく、殺伐としてくる。イライラしてくる。口論が増える。水が不十分になっていいことなんて一つもないように思う。

そこそこ前のことになるが、「下町ロケット」で財前部長という人が登場するたびに田宮二郎さんの顔が頭をよぎっていた。

私にとって財前=田宮二郎という図式は一生変わりそうもない。