桜田淳子 「はじめての出来事」

  • ヒットしたにはヒットしたけれど、いつしか人々の記憶の中からは消えかけている歌があります。

誰かから

「こんな歌がありましたよね」

などど言われれば

「あった、あった」

とは言うけれど、その存在をすぐに忘れてしまうような歌。

この歌もそんな歌の一つと言ったら失礼だろうか。

ヒットした割には影が薄いです。

なんと言っても淳子ちゃんはエンゼルハットをかぶって歌った「私の青い鳥」の印象が強いからかもしれないです。

 

そんな彼女ではあるけれど私個人はこの歌に思い入れがありますね。もともと好きだった淳子ちゃんがこのころから加速的に好きになりました。それまでのボーイッシュといった感じから少し大人っぽい髪形になり始めたかもしれません。

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また、こっちも一丁前に色気づいてきたからかもしれません。

 

そんなこんなでこの歌は1974年12月にリリースされています。

1974年12月には前月に田中角栄さんが辞意を表明したのを受けて、後任を決めました。後任は三木武夫さん。これの決定過程がいわゆる椎名裁定と言われました。